山崎拓巳『1日10分であらゆる問題がスッキリする 「ひとり会議」の教科書』

 永田豊志氏の『頭がよくなる「図解思考」の技術』を読んで、ひとりブレストらしきものに興味が湧いてきた。そこで、名前がまさにピンポイントな「ひとり会議」に触れてみる。

 なにかテーマを見つけ、それを自分に投げかけ、自分で打ちかえす。それがひとり会議の基本パターン。いま直面している問題をすべてリストアップし、どうなればいいか、どうすればそうなるかのQ&Aをひたすらくりかえす。
 その際、問いかけは否定形でなく肯定形で。例えば、それができないのはなぜか、ではなく、どうすればそれができるようになるか。ただの悩みを質問というかたちに昇華させ、打ちかえすためのお膳立てをしてやる。そうでもしないと、いつまでも悩みのジャグリングをしてしまうのだ。
 そして、ひとり会議のための時間と場所はあらかじめ確保し、とにかく集中する。

 と、まとめてはみたものの、紙幅の薄さも相まって、あっさりすぎる感はある。それでも、巻末の「ひとり会議DX用 おすすめの質問」は実に参考になった。
 まずはひとり会議を試してみて、それでも物足りなさがあれば、次は応用編に進むとしよう。