永田豊志『たった15分で話がまとまる 図解思考の会議』

 リモートワークが増えるにつれ、ホワイトボードとの距離が遠ざかった。

 普段のオンラインの会議の主戦場はTeamsで、どうやらホワイトボードの機能はあるらいいが、誰も使っていない。そして、投影するのはExcelかメモ帳。そのワークシートが誰もが同時に編集できるというコミュニケーション重視のホストであればまだしも、たいていは発表者が手元でExcelをいじる模様を投影するのみ。もちろん、話しているあいだはExcelは微動だにしない。

 とにかく、ホワイトボードが懐かしい。そこで、図解思考をふりかえってみる。

 会議に出席している全員が貢献できる会議、それこそが理想形。コストだけを考えたら最少人数が理想かもしれないが、最大人数で最大の成果を出せるのであれば、それはそれでいい。あるいは、成果は同じだとしても、その場の参加者がハッピーになり、さらにはモチベーションを向上してもらえれば、それもそれで成果。最近はつとにそう思う。

 だったら、成果成果とこだわらず、みんなが楽しめればいい。そんなハッピーファシリテーターになりたいけれど、根暗なぼくがその任務を全うできるのか。

 できるできないはともかく、ビジネス書を乱読するなかで、どことなく方向は見えてきたのかもしれない。